社長メッセージ
創業経緯
現代社会は、仮想空間と現実空間とがリアルタイム・デジタルツインでループ化していないばかりか、取得されたデータは抱え込みの上、サイロ化されています。
また、情報の出入口は、スマートフォン中心のインターフェースが社会を寡占しており、本来必要であるはずの情報の入出力が不足しています。
これらのことから、デジタルデータの利用効率が悪く、需給マッチング精度も低下していると共に、不適切な行動を誘因し社会問題を引き起こしています。
行動データ(経済活動の基本要素:ヒト、モノ、コト、カネ、ジョウホウ、エネルギー)の時空間連続した情報取得・見える化、情報の資源化、価値の最適化による意思決定支援を行うことがスマート社会実現に必要不可欠なものになると想像し、2018年1月11日に当社を創業しました。


社名の由来
「ファーストループテクノロジー株式会社」
「First Loop Technologies, Inc.」
当社名は、3つの単語が合わさってできたものです
ファースト (First) :最初にやる
ループ (Loop) :物理空間(フィジカル)と仮想空間(サイバー)を繋ぐ
テクノロジー (Technology) :適した技術を使って
ロゴの意味
二つの五角形をズラして重ねた形状で、2つの意味が込められています。
■ 五行思想
万物形成五要素(木・火・土・金・水)を頂点配置、相生・相克関係をなす事で、
この世界に様々な現象を作り出す。
邪気の入り込む隙のない完全形、邪気を祓い幸運を呼び込む形
■二つの五角形
赤色=フィジカル(物理)空間
白色サイバー(仮想)空間
2つの色の五角形でダイナミック連携・連動を表す
【ミッション】
ビジネス現場で
最も必要とされる
バトラー(執事)
【ビジョン】
ビジネス現場を
デジタルループ化し
スマート社会を実現
【バリュー】
「世紀を超えた価値提供」
「現場主義」
「技術主導」
「正常変化」
事業展開
当社の事業は、「見える化」にはじまり、「価値の最適化」に繋がっていくものです。最初のステップである「情報取得・見える化」は、古くて新しい言葉ですが、デジタルワークフローで持続的に自動対応できる仕組みは、世の中でまだまだ実現されているケースが少ないのが実情です。よって、当社事業は、先ずはこの一丁目一番地の「情報取得・見える化」から着手しているところです。
次のステップである「情報の資源化」については、情報取得・見える化により得られた結果を利用した付加価値サービスです。これにより最適化や合理化、マッチングやシェアリングなどのサービス提供を可能とするものです。「情報取得・見える化」により、ビジネス現場で日々起きていることをデジタルワークフローで持続的に情報が自動取得され続けることにより、シンプルに付加価値サービスが提供可能になります。
最後のステップである「価値の最適化」は、様々なデータの組み合わせにより価値創造を行う仕組みです。当社は、この価値創造を仮想的な「情報価値交差点」で様々なビジネス現場の複数のデータを結び付け、価値創造を行いビジネス現場にフィードバックします。この価値の最適化により、データドリブン社会の真価が発揮されます。
データ≒オイルの時代です。データを死蔵せずアセットとしていくためには、他のデータとの積極的な組み合わせによる価値化が欠かせません。当社は、事業をとおして様々な社会課題の解決に貢献していきたいと考えております。
ファーストループテクノロジー株式会社
代表取締役社長 CEO
福永 哲雄