「AIは人の意思決定を支援するものにすぎない」福永CEOが語るFLTの歴史と今後

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ファーストループテクノロジー株式会社(以下、FLT)は、現場情報に基づくヒト・モノ・コト・ジョウホウ・カネ及びエネルギーの移動データを顧客課題に応じて解決手法の組合せ最適化により、顧客利益の最大化に繋がるデジタルループサービスを開発・提供を行っている会社です。

今回は、FLTの代表取締役社長CEOの福永に、創業からの経緯やFLTの今後のビジョンについて語ってもらいました。

Q.まずはFLTの社名の由来について教えてください。

創業メンバーで何度も相談しながら決めた、思い入れのある社名です。

この社名は、3つの単語が合わさってできたもので、

それぞれの意味は、以下の通りになります。

  • ファースト:最初にやる
  • ループ:物理空間(フィジカル)と仮想空間(サイバー)をつなぐ
  • テクノロジー:適した技術を使って

Q.FLTのミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を教えてください。

MVVは、以下の通りです。

【ミッション】

ビジネス現場で最も必要とされるバトラー(執事)

【ビジョン】

ビジネス現場をデジタルループ化しスマート社会を実現

【バリュー】

世紀を超えた価値提供を行い続けること

私から補足するとすれば、FLTは、住んでいる世界とテクノロジーの世界をつないでスマートな社会を作ろうとしている会社です。

また、私たちは、AIはあくまで人の意思決定を支援するものであり、そういった本質的な仕事はAIに取って代わられるものではないと考えています。

FLTは、いわゆるキラキラベンチャーではありませんが、世代を超えて、自社だけではなく、社会へ貢献することを目指して、地に足のついた持続可能な経営を目指しています。

Q.FLTの立ち上げの経緯を教えてください。

デジタル社会において、空間認識・対象認識・タグ付・トラッキングといった技術を用いて、ビジネスの意思決定を支援することに、ビジネスチャンスを感じ、2018年1月11日にFLTを立ち上げました。

前職の地理空間情報総合企業の株式会社パスコでは、長年、数多くの新規事業の立ち上げを担当していました。

その頃から、空間認識、人や物の位置や行動へのタグ付、トラッキングを行い、データ連携し、分析するシステムを作り、ビジネスにおける様々な意思決定を支援したいと考えていました。

例えば、スマートフォンは人間の目(視覚)と手(触覚)を同時に奪ってしまい、非常に危険な道具です。

私は将来的に、デバイスレスで、人々がどこにいてもスマートフォンを使用している時と同じような体験ができる世界が望ましいと考えています。

新規事業の立ち上げの経験を踏まえ、サイバーフィジカルシステムの社会実装の必要性を感じ、FLTの起業に至りました。

Q.創業後、事業は順調に進んだのでしょうか?

はい、最初は、自宅の机一台から始まったFLTでしたが、創業直後の2018年1月より、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)の招聘研究員になりました。

産総研のスーパーコンピューター(ABCI)を用いて、ビッグデータを活用するデータ処理技術の研究開発に従事しつつ、FLTの骨格作りも進めました。

FLT取締役CSOの立本先生とは、前職の新規事業立ち上げの関係で出会いました。

立本先生はオープン標準戦略やプラットフォーム戦略の第一人者である経営学者で、学生起業をされた経験もお持ちで、スタートアップへ理解もあったことから、FLTへジョインいただきました。

2019年4月には、5名の新入社員が入社しました。

前職の元部下だったFLT取締役CTO彦坂さんも、このタイミングでジョインいただきました。

社員が増えて、会社としての基盤が整ってきたこともあり、大手自動車メーカーならびに大手化粧品メーカーのPoCがスタートしました。

駆け出しから、大手企業2社から仕事を受けるという幸運に恵まれたものの、社員の多くは第二新卒でした。

まずは、お客様に信頼されることを第一に考え、着実に社員を育てることを重視し、この段階で一気にエンジニアを増やすことは控え、少しずつ組織拡大を進めてきました。

Q.2020年以降、新型コロナウイルスの感染が拡大しましたが、FLTも影響を受けましたか?

コロナの影響により、お客様の工場が止まったことで、FLTの仕事にもネガティブな影響はありました。

しかし、新規のお客様からお仕事をいただき、難を逃れ、結果的には増収しております。

Q.今後の展望について教えてください。

取引先の企業が増えて、FLTの認知度も高まりつつあります。

今後も、社員の皆さんの能力を最大限活かしていただくことを目指して、柔軟な勤務形態を維持していきたいです。

組織面で言えば、エンジニアのチーム編成の見直しや、ワークフローに沿った営業活動の推進なども実現できればと考えています。

Q.どんな人にFLTへ応募して欲しいですか?

職種によらず、FLTの文化に合う人、問題を自己解決する自律分散型の人を求めています。

Q.読んでくださった方へメッセージをお願いします!

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